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 ■ 冬のラケット&グッズチューンナップ術

   〜ライバルに差をつける冬がやってきた!

 さわやかな秋は絶好のテニスシーズン。誰もが熱心にプレイに励んだものだった・・・。でも、木枯らしが吹く季節になると誰もがコートにでるのがおっくうになってしまっていませんか? シーズンオフに入ったライバルとの差をつけるのは今がチャンス。「冬でもテニス!」というあなたに、寒い季節用の乗り切り方を伝授しましょう。

 冬は寒い。この寒さがテニスにどう影響するかを考えてみましょう。まずは気温。気温が低いとボールが飛ばなくなります。ボールの中の内圧が下がって反発力が低下するからです。また、体も凍えて動きが鈍いから相乗効果で「ボールが飛ばない」ことになるのです。次に乾燥。気温が低いと空気が水分を含んでおける割合が下がります。乾燥はお肌の大敵だけではなく、ストリングに大きな影響を与えるんですね。最後に風。風を味方に付けられるかどうかによって大きく勝敗に関わってきます。以上のことを知っているだけでも冬を乗り切れるかも!

●冬はボールが飛ばない

 高原で売っているポテトチップスの袋がパンパンに張っているの見たことがありますか? 平地で密封された空気が気圧の低い高原で膨れるために起こる現象です。テニスボールも同様によく飛んだはず。冬は気温が低いので空気が縮こまるために、ボールが飛ばなくなるのです。

《ライバルに差をつけろ!》
 いつもよりボールが飛ばなくなるんだから、ボールが飛ぶようにラケットを変えればいい。冬直前の今、ストリングの張り替えをしましょう。新品に替えただけでも反発が新鮮だからボールはよく飛びます。張りたてが固いくて使いにくいショップがいきつけなら、テンションを3ポンドくらい下げて張り替えましょう。ショートしていたボールがベースラインに突き刺さるはず! まずはストリングの張り替えですね。


●寒くて体が動かない

 準備運動をしなくても汗をかいてしまう夏と違って、冬は体が暖まるまで時間がかかります。つまり体の動きが鈍くなり、ボールを打ってもあたりが悪くミスショットが多くなるのです。

《ライバルに差をつけろ!》
 ミスショットが多くなるんだからミスショットしてもボールが飛ぶストリングを選ぶといいですね。お薦めはナチュラルガットかシンセティックならマルチフィラメントの柔らかいモデル。ナチュラルは世界のトッププロも多く使用している優れモノ。マルチフィラメントはストリングメーカー各社がフィーリングの良さで勝負している製品です。最新技術を味わってみましょう! 一番柔らかいストリングに替えてみるのもおもしろいですよ。


●乾燥は大問題

 冬の乾燥は夏とは大違い。ストリングの必要なしっとり感まで奪ってしまうからです。しっとり感がなくなると、切れやすくなるだけではなく打ち味が固く、融通まできかなくなるからフィーリングが悪くなったと感じる人もいるほど。

《ライバルに差をつけろ!》
 しっとり感は必要な水分の乾燥が原因。水分がダメなら代わりになるものは? ということでオイル入りのストリングが考え出されました。ストリングの中心にオイルが入っているストリングはとってもソフトフィーリング。オイル入りストリングもチョイスしたら?


●風を味方に付けよう

 北風はプレイの邪魔になることも多いですね。自分に向かってくる向かい風の時はいくら打ってもネットを越えないなんてことさえあります。追い風の時はやたらアウトしちゃうとか。相手も同じ条件だけど、自分だけ有利にはならないものでしょうかね。

《ライバルに差をつけろ!》
 同じラケットを2本以上用意しておくといいですよ。1本は無風状態のベストテンションで普通に使い、1本は向かい風用で3ポンドくらい緩く張っておくのです。もう1本は追い風用で3ポンド堅く張っておきます。サイドチェンジの時にラケットを交換すれば確実に相手よりも有利になりますよね。テンションを変えたラケットを用意するのは有効ですよ。


まとめ

 「冬を征するものがテニスを征す」なんて言葉が存在するんじゃないかと思うほど、差がつく冬のテニスのプレイ。このコーナーの特集は冬直前の今、やっておきたいことですね。実は冬のコートに立ってからじゃ遅いことばかり。基本的にベストコンディションの夏と同様にプレイするために道具を使いやすいように準備しておこうというわけ。春に花咲かせるためにも気合いいれてストリンガーに相談してみてね。



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